酸化帯(読み)さんかたい(その他表記)oxi-dized zone of mineral deposit

最新 地学事典 「酸化帯」の解説

さんかたい
酸化帯

oxidized zone ,oxidation zone

鉱床が風化作用および地表水の酸化作用を受けた部分。地表水は鉱石・脈石などを,それが含む酸素,炭酸,種々の有機酸,アンモニア,硫化水素などによって化学的に変化させる。例えば金属硫化物は種々の酸化物・水酸化物・炭酸塩類・硫酸塩類・塩化物・自然金属などに変化。酸化鉱物中,最も一般的なものは水酸化鉄(褐鉄鉱)でこれがゴッサンをつくる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「酸化帯」の意味・わかりやすい解説

酸化帯[鉱床]
さんかたい[こうしょう]
oxi-dized zone of mineral deposit

酸化作用を主とする変質の進行した鉱床の部分。地表下にある鉱床は循環する地表水ならびに流通する酸素,炭酸ガスによって変質する。酸化して生じた化合物の一部は残留し,一部は地下水によって分散し,一部は鉱床の深部に金属の酸化物として再沈殿する。酸化帯の深さは鉱床の種類,母岩の性状,地下水面の推移によって一定しないが,2次的に金属鉱物の濃集する富鉱帯を伴うことがあり鉱業上重要である。

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