ベルギーの首都ブリュッセルの市街中心部、ノートルダムデュサブロン教会(Eglise Notre-Dame du Sablon)の前にある広場。1890年につくられた。中世のギルド職人の像48体に囲まれたエグモン伯とホルヌ伯の像がある。エグモン伯とホルヌ伯は16世紀にスペイン統治に抵抗した軍人で、逮捕されてグランプラスで処刑されたベルギーの英雄である。ノートルダムデュサブロン教会は1308年に射手組合により建てられた礼拝堂を起源とする教会で、15世紀に改築され、フランボワイヤンゴシック様式の建物となったもので、内部のステンドグラスが有名である。広場の後方にはエグモン宮がある。