ベルギーの首都ブリュッセルの市街中心部にある大きな広場。広場に面して市庁舎、12世紀以降パン市場だった王の家(la Maison du Roi)、さまざまなギルドハウスなど中世の建物が並んでいる。広場周辺の建物はかつて木造だったが、1695年にフランス軍の砲撃により倒壊・焼失した。市庁舎以外の建物は、その後石造りで再建されたものである。世界で最も美しい広場の一つといわれていて、花市やさまざまなイベントが開かれている。世界遺産にも登録されている。◇「グランプラス」はベルギー、またはフランス北部地方の町の中心にある広場の一般名称で、ブリュッセル以外にも各都市にグランプラスがある。