改訂新版 世界大百科事典 「プラシャスタパーダ」の意味・わかりやすい解説
プラシャスタパーダ
Praśastapāda
生没年:450-500ころ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「パダールタダルマ・サングラハ」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…原子は直接知覚によってはとらえられぬが不変不滅のものであり,その最初の運動は人間の知りえぬある力によっておこるとした。この原子論を体系づけたのが6世紀のこの派の哲学者プラシャスタパーダで,彼はその著《句義法綱要》のなかで,実体の大きさについて原子が不可分割の最小単位で不変不滅のものであると規定し,変化し滅することのあるものはすべて2原子体dvyanukā以上のものと名づけた。そのほか運動結合の力などについては古来の説を集成したものである。…
…この派の根本テキスト《バイシェーシカ・スートラ》は彼の作であることになっているが,実際には2~3世紀ころに現在の形に整えられたものである。4~5世紀ころに学匠プラシャスタパーダが現れ,〈スートラ〉に対する注釈的綱要書《句義法綱要》(別名《プラシャスタパーダ・バーシャ》)を著し,バイシェーシカ説を一応の完成の域に高めた。 この派は,〈語の意味するところ〉を原義とする句義についての説を展開した。…
※「プラシャスタパーダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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