プリムリン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プリムリン」の意味・わかりやすい解説

プリムリン

(1) primuline  C21H14N3NaO3S3直接染料一種で,木綿を黄色に染めるのに用いられた。p-トルイジンと硫黄から合成される。市販されているこの名の染料単一物ではない。日光に弱いので現在はあまり用いられない。歴史的意味をもつイングレイン染料。 (2) primulin サクラソウの一種チュウカザクラの花から抽出されたフラボンの一種。紫紅色結晶で水に溶けピンクを呈する。アルカリやアルコール溶液では青色を示す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む