プルガトリウス(読み)ぷるがとりうす

最新 地学事典 「プルガトリウス」の解説

プルガトリウス

学◆Prugatorius

原始的なプレシアダピス類の化石属。「最古の霊長類」とされたことも。7種を有し,大部分が暁新世初期のもの。P. ceratopsは白亜紀末期とされるが,不明な部分が多い。形質は歯からの情報がほとんどで,歯式真獣類基本形の3.1.4.3であるなど,原始的な状態に留まっており,特徴把握が困難。ただ,足根骨は可動性が高く,樹上性であることが示唆されている

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参照項目:プレシアダピス

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 名取

世界大百科事典(旧版)内のプルガトリウスの言及

【化石霊長類】より

… 最古の霊長類化石と思われるものが,歯だけだが,アメリカのモンタナ州の白亜紀終り頃の地層から6種の末期の恐竜化石とともに発見された(1965)。プルガトリウスPurgatoriusとよばれる化石で,下顎大臼歯の後部(タロニド)は低く幅広くなっていて,上顎大臼歯の突起とかみ合わせて,食物を切断するよりも圧しつぶす構造になっている。この特徴は,その後の原猿類化石ではごくふつうのもので,食虫類的というよりも霊長類のカテゴリーに含まれるものである。…

※「プルガトリウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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