プロト鉄末野閃石(読み)プロトてつすえのせんせき

最新 地学事典 「プロト鉄末野閃石」の解説

プロトてつすえのせんせき
プロト鉄末野閃石

proto-ferro-suenoite

マグネシウム-鉄-マンガン角閃石の一種(端成分の式) 直方晶系,空間群Pnmn,格子定数a0.9425nm, b1.8303, c0.5345,単位格子中2分子含む。帯褐淡黄色針状。劈開{210}に完全。硬度5~6。比重3.44。多色性弱X・Y・Z淡黄。屈折率α1.695, β1.714, γ1.731,2V(−)76°。栃木県横根山の変成マンガン鉱床および福島県水晶山の花崗岩ペグマタイトから産出。直方型角閃石の新種として末野重穂ほか(2002)が記載。通常の直方型角閃石(空間群Pnma)とは異なるプロト型と呼ばれる構造を有する。原記載ではprotomangano-ferro-anthopyllite。2013年に名称変更。名称は結晶構造化学組成・筑波大学の末野重穂(1937〜2001)にちなむ。

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