プロ編入試験

共同通信ニュース用語解説 「プロ編入試験」の解説

プロ編入試験

プロ棋士を目指す男女アマチュアらを対象に、日本将棋連盟制度化した。受験資格を得るにはアマチュア枠のあるプロ公式戦に出場し、直近成績が10勝以上かつ勝率6割5分以上が必要。試験合格すれば、プロ棋士の四段となる。プロ入り後はフリークラスからのスタートとなり、名人への挑戦者を決める順位戦以外の棋戦に参加できる。

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知恵蔵 「プロ編入試験」の解説

プロ編入試験

奨励会を経ずに直接プロ棋士になるための試験。2005年、プロ公式戦で7割を超す勝率を挙げていた、元奨励会員でアマチュアの瀬川晶司に対し、61年ぶりに特例として実施された。棋士、奨励会員、女流棋士の6人と対局し、3勝で合格とされていたが、瀬川は05年11月、2勝2敗からの5戦目で勝利し、四段となった。その後、制度化が検討され、06年7月、プロ公式戦で10勝以上かつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア、女流棋士が希望すれば受けられる新制度ができた。試験は四段の棋士5人と対局して3勝で合格とし、フリークラスに編入される。

(村上耕司 朝日新聞記者 / 2007年)

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