スタート(英語表記)start

翻訳|start

デジタル大辞泉 「スタート」の意味・読み・例文・類語

スタート(start)

[名](スル)
新しく始まること。また、始めること。出発発足。「新生活がスタートする」「いっせいにスタートを切る」
出発点スタートライン。「スタートにつく」
[類語](1出発門出旅立ち出動鹿島立ち出立朝立ち早立ち夜立ち早発遅発先発後発始まる始め開始開幕幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ幕開き始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出す出出でだ立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げるまず最初第一一次原初嚆矢こうし事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけ取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口第一歩第一声始まりトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり最優先何をおいても何はさておき何はともあれ先ず以て/(2起点始点出発点振り出し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「スタート」の意味・読み・例文・類語

スタート

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] start )
  2. ( ━する ) 出発・開始すること。
    1. (イ) (速さを競うスポーツで)出発すること。
      1. [初出の実例]「久野は敵のスタートとストップの位置をもう一応確かめて」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕)
    2. (ロ) (広く)物事を始めること。車などが動き始めること。
      1. [初出の実例]「二人はスタートした。練太郎はハンディ十八」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)
      2. 「社のスタートに箔をつけたいのです」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉群動)
    3. (ハ) 出発したり、始めたりするときの合図の言葉。
      1. [初出の実例]「〝用意〟〝スタート〟〝カチン〟とあって、正面から奉行の長谷川一夫が、悠然として現れた」(出典:いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉て)
  3. ( 「スタートライン」の略 ) 出発点。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「吾妻橋の辺を起発点(スタート)とし、向島艇庫の辺を決勝線とす」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)
    2. 「人生の新しいスタートに立つといふのに適(ふさ)はしい明るい希望とか」(出典:色ざんげ(1933‐35)〈宇野千代〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スタート」の意味・わかりやすい解説

スタート
Sturt, Charles

[生]1795.4.28. インドベンガル
[没]1869.6.16. イギリス,チェルトナム
イギリスのオーストラリア探検家。1813年イギリス軍に入隊,1826年オーストラリアへ派遣された。内陸河川調査のため,1828年マクォーリー川を探検して,ダーリング川を発見。1829年マランビジー川を下って,マレー川とアレクサンドリナ湖などオーストラリア大陸最大の水系を発見。過労と栄養不足のため,ほとんど視力を失い,1832~34年帰国。1844~46年再びオーストラリア大陸中央部に到達しようとして,クーパーズクリークなどに到達したが,高温と壊血病に悩まされ引き返した。1839年以来南オーストラリア植民地の官職にあり,1847年帰国。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android