ヘアトリング(読み)へあとりんぐ(その他表記)Georg von Hertling

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘアトリング」の意味・わかりやすい解説

ヘアトリング
へあとりんぐ
Georg von Hertling
(1843―1919)

ドイツの政治家。ボンミュンヘン大学の哲学教授を務め、1875年来、帝国議会中央党議員としても活動、1912年バイエルン首相となった。カトリック勢力と統一ドイツとの和解に努め、中央党内では右派に属していた。1917年11月、ミハエリス後任として帝国宰相に就任したが、軍部と議会の関係調整に成功しないまま、戦局悪化と講和交渉の必要から1918年9月退陣した。

[木村靖二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む