普及版 字通 「ヘイ・ヒ・す・かご」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] す・かご
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(卑)(ひ)。〔説文〕五上に「(しひ)なり」とあり、前条に「はなり」とあって、ふるいにかけるときの簀(す)をいう。(きよ)と似たものであるが、は伏せて魚をとる小さな竹籠で、また(ひ)という。みな細密に編んだもので、・比の音にその意があるのであろう。
[訓義]
1. す、ふるうもの。
2. かご、小さなかご。
3. と通じ、ふせご、小魚を捕るかご、おおう。
4. 冠飾。
5. 劈と通じ、さく。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 語抄に云ふ、、以比之太美(いひしたみ) 〔名義抄〕 冠なり。カウカイ 〔立〕 カムカク・シタミ・イヒシタミ
[熟語]
船▶・筏▶・籃▶
[下接語]
・小・弊
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報