へしこ茶漬け(読み)へしこちゃづけ

日本大百科全書(ニッポニカ)「へしこ茶漬け」の解説

へしこ茶漬け
へしこちゃづけ

福井県の郷土料理。魚がたくさんとれたときに、(ぬか)と塩で漬け込み、重石(おもし)をかけておくのをへしこという。「へしこ」は(ひしこ)すなわちカタクチイワシのことであるが、イワシのほかサバをはじめフグを用いることもある。熱い飯を茶碗(ちゃわん)に盛り、直火(じかび)で焼いてほぐしたへしこをのせて、かつお節とすりごま、さらしねぎを加え、熱い番茶をかけて食べる。福井の海岸地方では、たいていの家庭にへしこの貯蔵がある。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

猛暑日

日最高気温が 35℃以上の日。気象庁では 2007年4月から定義し使用を始めた。おもな都市の平年値(1981~2010)は,稚内 0日,札幌 0日,仙台 1日,新潟 3日,東京 3日,名古屋 12日,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android