ヘスペリジン

化学辞典 第2版 「ヘスペリジン」の解説

ヘスペリジン
ヘスペリジン
hesperidin

hesperetin-7-rutinoside.C28H34O15(610.55).フラバノンルチノース配糖体.かんきつ類のほとんどすべて,とくに未熟な外果皮に含まれる.白色の微小針状晶.融点258~262 ℃.-76°(ピリジン).希アルカリ水溶液,アニリン,ピリジン,熱酢酸に可溶,メタノールに微溶,エーテル,ベンゼンに不溶.いわゆるビオフラボノイドとしてビタミンPとよばれるものの一つで,毛細血管強化薬に用いられる.[CAS 520-26-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヘスペリジンの言及

【血管強化薬】より

…これは毛細血管の抵抗性を増大させて止血作用をあらわす。ヘスペリジン(従来ビタミンPと呼ばれた)やルチンなどのフラボノイドも毛細血管強化作用を示し,紫斑病や網膜出血などの防止に使われる。作用の発現にはビタミンCの共存が必要ともいわれる。…

※「ヘスペリジン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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