外果皮(読み)ガイカヒ

デジタル大辞泉 「外果皮」の意味・読み・例文・類語

がい‐かひ〔グワイクワヒ〕【外果皮】

種子植物心皮が発達してできた果皮うち、いちばん外側の層。桃では毛があり、リンゴでは赤、ミカンでは橙色だいだいいろをしている部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外果皮」の意味・読み・例文・類語

がい‐かひグヮイクヮヒ【外果皮】

  1. 〘 名詞 〙 果実表面を包む果皮の最外層をいう。ふつう成熟すると色が変わり、軟毛が生えることもある。〔植物学語鈔(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「外果皮」の解説

外果皮

 種子植物で,受精後の子房壁を果皮といい,外側から外果皮,中果皮,内果皮という.例えばミカンでは外側のオレンジ色の部分が外果皮.モモでは外側の皮.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android