最新 地学事典 「ヘリヤーアイト」の解説
ヘリヤーアイト
hellyerite
化学組成NiCO3・6H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群C2/c, 格子定数a1.0770nm, b0.7299, c1.8681, β94.00°, 単位格子中8分子含む。きわめて微細な粒からなる皮殻状の集合。淡緑青色,ガラス光沢。劈開1方向に完全。硬度2.5, 比重1.97。薄片では淡緑青色,屈折率α1.455, β1.503, γ1.549, 2V(-)85°。タスマニア島HeazlewoodのLord Brasseyニッケル鉱山から二次鉱物として産した。名称は1826~30年にタスマニア島北西部の探検を指揮したH.Hellyerにちなむ。
執筆者:吉井 守正・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

