ヘルベチア帯(読み)ヘルベチアたい

最新 地学事典 「ヘルベチア帯」の解説

ヘルベチアたい
ヘルベチア帯

Helvetic Belt

スイスアルプスの本体の北半分,幅約50kmの地帯で,北側はMolasse帯,南側はPennine帯。後者との境は,ほぼローヌ川・ライン川の最上流部の谷に相当。主な岩層は上部石炭・ペルム系,中生界~古第三系で,一般に非変成,陸成~浅海成,石灰岩に富む。北へ倒れた数枚の横臥背斜群(Helvetischedecken)が重なり合う。北縁部にはPennine帯からきたクリッペ点在。南縁部には先三畳紀の花崗岩~片麻岩~結晶片岩からなる基盤岩がアーレ地塊などの長楕円形ドームをなして露出。東アルプス北縁に細長く続き,南西方ではフランスのChaînes subalpinesに続き幅広くなる。Helvetiaはスイスの古い呼び名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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