ヘレニズム的ユダヤ教(読み)ヘレニズムてきユダヤきょう(その他表記)Hellenistic Judaism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘレニズム的ユダヤ教」の意味・わかりやすい解説

ヘレニズム的ユダヤ教
ヘレニズムてきユダヤきょう
Hellenistic Judaism

ヘレニズム文化によって影響を受けたユダヤ教の意味。特にパレスチナ以外のギリシア語の普及した地方で,いわゆる分散 (→ディアスポラ ) ユダヤ人の間にみられる。アレクサンドリアはその中心でプトレマイオス朝時代初期には旧約聖書のギリシア語訳がつくられ (七十人訳聖書) ,その後,哲学者 (アレクサンドリアの) フィロンが出た。またドゥラ=エウロポスユダヤ教会堂の美術はヘレニズム的ユダヤ教徒のものとして,E.グッドイナフによって詳しく研究された。しかし,純粋なユダヤ教との間の区別を重視する傾向は,今日訂正を要すると考えられており,当時のユダヤ教そのものがヘレニズム文化圏内にあって,ある程度ヘレニズム化されていたと考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む