ベテシャン(その他表記)Beth-shean

改訂新版 世界大百科事典 「ベテシャン」の意味・わかりやすい解説

ベテシャン
Beth-shean

イスラエルでもっとも肥沃なエズレル平野の東端にある町。海面より120mも低い地点にあり,夏はひじょうに暑い。古代から南北交易の要衝として栄え,前2千年紀後半を通じてエジプトの支配下にあったが,ダビデが征服してイスラエル領となる。ヘレニズム時代,プトレマイオス朝下のスキタイ人騎馬隊の駐屯地となったことから,スキュトポリスScythopolis(〈スキタイ人の町〉の意)と呼ばれた。前63年にはローマのポンペイウスが征服して,デカポリス(10市からなるギリシア都市連合)の一つとなった。
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