ベニカワムキ(その他表記)Triacanthodes anomalus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベニカワムキ」の意味・わかりやすい解説

ベニカワムキ
Triacanthodes anomalus

フグ目ベニカワムキ科。体長 10cmになる。体はやや長く側扁し,体高は体長のおよそ半分。口は小さい。背鰭棘はよく発達し,腹鰭棘も太くて長い。鱗には数個の微小なとげがある。体の背方は淡紅色で,腹部は淡色,体側には2本の黄色縦帯が走る。日本では駿河湾以南,このほか朝鮮半島からホンコンまでのアジア大陸の沿岸部に分布する。食用になる。

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