ベルギカ(その他表記)Belgica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルギカ」の意味・わかりやすい解説

ベルギカ
Belgica

古代ローマ時代,4つの属州ガリアうちの一つ,ガリア・ベルギカ。前 27年アウグスツス帝によっておかれ,セーヌ川からライン川までの南北に細長い地域を占めた。首都は現フランスのランス。のち南北の端はゲルマニアに編入され,残りの部分も4世紀には2分された。5世紀にはサリ人,リブアリア人の支配下に入った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android