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ベルトラッキ氏の贋作 騒動
ドイツ出身の贋作家ウォルフガング・ベルトラッキ氏が著名画家の偽作品を多数制作し、世界中に販売された騒動。2008年、ドイツの画家カンペンドンク作とされていた絵画が塗料の分析で偽物と発覚。これを発端に多数の偽造が判明した。贋作は約300点に及ぶとされるが、多くは特定されていない。11年にベルトラッキ氏は妻らと共に一部の贋作について実刑判決を受けたが、大半は時効となった。今年に入り、徳島と高知の美術館で相次いで贋作疑惑が持ち上がった。(ジュネーブ共同)
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