ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルナドッテ事件」の意味・わかりやすい解説 ベルナドッテ事件ベルナドッテじけんBernadotte case 国連の調停官ベルナドッテ伯 (スウェーデン) と監視官スロ大佐が,1948年9月 17日エルサレムで殺害された事件。この事件で,国連の職員が「国際連合に勤務中受けた損害の賠償」について,国連はその請求権を有するかどうかが問題となり,国連総会は,国際司法裁判所に勧告的意見を求めた。 49年4月 11日国際司法裁判所は,国際連合に国際法的人格を認め,賠償請求権を有するとした。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by