現代外国人名録2016 の解説
ベンヤミン ベンエリエゼル
Benjamin Ben-Eliezer
- 職業・肩書
- 政治家,元軍人 元イスラエル副首相・国防相,元イスラエル労働党党首
- 国籍
- イスラエル
- 生年月日
- 1936年2月12日
- 出生地
- イラク・バスラ
- 本名
- ベンエリエゼル,ベンヤミン・フアード〈Ben-Eliezer,Benjamin Fuad〉
- 学歴
- イスラエル国立防衛大学卒
- 経歴
- イラク南部のバスラで生まれ、1949年13歳の時単身イラン経由で独立直後のイスラエルに入る。18歳でイスラエル軍に入り、レバノン南部司令官、ヨルダン川西海岸地区司令官、軍政調整官など歴任。28年間の軍生活を経て、政界に入り、’84年国会議員に初当選。’92年イツハク・ラビン首相(当時)の下で選挙参謀を務め、労働党の政権奪回に貢献、住宅相に就任。’93年のパレスチナ解放戦線とのオスロ合意調印直前、イスラエル閣僚としては初めてチュニスを訪問。2001年2月までバラク政権下で副首相を務め、首相の右腕として活躍。同年3月右派主体のシャロン政権で国防相に就任。同年12月労働党の党首選で和平派を破り、中東系ユダヤ人として初の党首に選出。2002年11月国防相を退任。同月党首選ではアムラム・ミツナに敗北。政治的立場は治安を優先するシャロンに近く、パレスチナに対する様々な軍事強硬策を実践してきたタカ派。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報