ベーシック・ヒューマン・ニーズ(その他表記)basic human needs; BHN

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ベーシック・ヒューマン・ニーズ
basic human needs; BHN

人間生活にとって最低限かつ基本的に必要とされるもの。国際労働機関 ILOは 1976年衣食住や水・衛生・健康・教育など社会の基本的サービスや雇用および社会参加を人間の基本的ニーズとして推進すべきことを主張。同じころ国際復興開発銀行 (世界銀行) やアメリカ政府も,成長の陰で BHNを満たさない絶対的貧困層が増大していることを懸念し,政府開発援助を貧困減少に向ける戦略として打出した。経済協力は BHN分野を中心とすべきだとする考え方がある一方,BHN協力がかえって経済発展を妨げることもあるため,開発促進のなかで BHNがおのずと充足されていくことが協力の本来の姿であるという考え方もある。国連教育科学文化機関 UNESCOによれば,読み書きのできない人は全世界で約 10億人にも上るといわれる。

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