最新 地学事典 「ベーリング・アレレド期」の解説
ベーリング・アレレドき
ベーリング・アレレド期
Bølling- Allerød period
20世紀の初頭,デンマークの地層から発見された最終氷期の終焉(しゆうえん)後の急激な温暖期。ハインリッヒイベント1の寒冷期の後に起こった。グリーンランド氷床コアの同位体からは約14,600年前に,数年から数十年ほどの短期間で気温がほぼ完新世中期のレベルにまで上昇したことが確認されている。熱塩循環の変化によって引き起こされたとされており,メルトウォーターパルス1aもこの時期に起きており,グローバルな海水準が10mほど急上昇したとされている。参考文献:Y.Yokoyama et al.(2011) Oceanogr., Vol. 24: 54
執筆者:横山 祐典
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

