デジタル大辞泉 「熱塩循環」の意味・読み・例文・類語
ねつえん‐じゅんかん〔‐ジユンクワン〕【熱塩循環】
[補説]熱塩循環の起点となる表層水の沈降は、グリーンランド沖と南極付近のウェッデル海で発生している。グリーンランド沖で形成された深層水は大西洋を南下し、南極海で形成された深層水と合流し、インド洋・太平洋へ流れ込み、再び表層へ上昇する。温暖化により極地の氷床・氷河が融解し、高緯度海域の塩分濃度が低下すると、熱塩循環が弱まり、気候変動をもたらす可能性が懸念されている。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...