デジタル大辞泉 「熱塩循環」の意味・読み・例文・類語
ねつえん‐じゅんかん〔‐ジユンクワン〕【熱塩循環】
[補説]熱塩循環の起点となる表層水の沈降は、グリーンランド沖と南極付近のウェッデル海で発生している。グリーンランド沖で形成された深層水は大西洋を南下し、南極海で形成された深層水と合流し、インド洋・太平洋へ流れ込み、再び表層へ上昇する。温暖化により極地の氷床・氷河が融解し、高緯度海域の塩分濃度が低下すると、熱塩循環が弱まり、気候変動をもたらす可能性が懸念されている。
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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