ペリヤル川(読み)ペリヤルがわ(その他表記)Periyār

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペリヤル川」の意味・わかりやすい解説

ペリヤル川
ペリヤルがわ
Periyār

インド南西部,ケララ州を流れる川。全長約 224km。サザンガーツ山脈に源を発し,北北西,次いで西に流れて,コーチン北方約 25kmでアラビア海に注ぐ。 1895年上流にダム (ペリヤル湖) が建設され,サザンガーツ山脈東方の乾燥地帯送水,特にマドゥライ付近の広大な耕地を灌漑している。 1958年には水力発電所も建設された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android