ペレ式中心噴火(読み)ペレしきちゅうしんふんか(その他表記)Pelean type of central eruption

岩石学辞典 「ペレ式中心噴火」の解説

ペレ式中心噴火

熔岩酸性で粘性が高く爆発を起す限界に達した火山の噴火形式.酸性の熔岩が通路を塞ぐ岩栓に成長した結果激しい爆発を引き起こし,灼熱したガス雲水蒸気火山灰山腹雪崩のように流れ落ちて熱雲を形成する[Lacroix : 1904, 1908].名称はアンチル(Antilles)諸島のマルチニク(Martinique)島のペレ山(Mont Pelee)に由来する.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む