デジタル大辞泉 「ペロブスカイト構造」の意味・読み・例文・類語 ペロブスカイト‐こうぞう〔‐コウザウ〕【ペロブスカイト構造】 《「ペロフスカイト構造」とも》複酸化物がとる結晶構造の一。灰チタン石(ペロブスカイト)が同構造をとることに由来する。イオンA、イオンB、および酸素Oからなる化学組成ABO3で示される酸化物のうち、AおよびBのイオン半径が大きく異なるものに見られる。コンデンサーの材料であるチタン酸バリウムや、銅酸化物の高温超伝導体がとる結晶構造として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例