ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペンツ」の意味・わかりやすい解説
ペンツ
Pencz, Georg
[没]1550. ライプチヒ
ドイツの画家,銅版画家。デューラーの工房で学び,のちイタリアに留学,ベネチア派,ラファエロの影響を受け,聖書や神話を主題にした絵や肖像画を描いた。無神論的言動のために,ベーハム兄弟とともにニュルンベルクを追われたが,のち許され,晩年はプロイセン公の宮廷画家となった。作品『三賢王の礼拝』 (ドレスデン国立美術館) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報