現代外国人名録2016 「ペーテルエトヴェシュ」の解説
ペーテル エトヴェシュ
Peter Eötvös
- 職業・肩書
- 指揮者,作曲家 元アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1944年1月2日
- 出生地
- ハンガリー・トランシルバニア地方(ルーマニア)
- 学歴
- ブダペスト音楽アカデミー
- 経歴
- 1958〜65年ブダペスト音楽アカデミーでパール・カドシャに師事。在学中の’62〜64年ブダペストの劇場で音楽監督を務め、舞台・映画・テレビ用の音楽も作曲した。’66〜68年ケルンに留学。同地でシュトックハウゼンに出会い、影響を受ける。’68年にはハンガリーの15弦ツィターにシンセサイザーをつないた“エレクトロコード”で演奏した。’71年西部ドイツ放送電子音楽顧問となり、’79〜91年アンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を務めた。ウィーン・フィルやベルリン・フィルにも客演。’70年大阪万博で初来日。’73年自殺した三島由紀夫に触発され、「Harakiri」を作曲。’97年東京国際フォーラムで「青ひげ公の城」を指揮。新日本フィルやN響でも指揮した。2008年には「更級日記」をオペラ化。2014年武満徹作曲賞で審査員を務めるため来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報