ホイスラー(英語表記)Andreas Heusler

改訂新版 世界大百科事典 「ホイスラー」の意味・わかりやすい解説

ホイスラー
Andreas Heusler
生没年:1834-1921

スイスのゲルマン法学者。バーゼル大学法学部教授(1863-1913)。ドイツ法制史,ドイツ私法および民事訴訟法を講じた。実務では,バーゼル控訴院長を務め,種々の立法事業にも参画した。アルプレヒトWilhelm Eduard Albrecht(1800-76)のゲウェーレ理論を批判した《ゲウェーレ》(1873)やムントとゲウェーレの分化より出発してこの二つの概念を柱としてドイツ私法の体系を示した《ドイツ私法提要》2巻(1885,86)で知られる。歴史的直観の鋭さ,理論や概念の犀利さ,叙述の美しさは卓抜である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

367日誕生日大事典 「ホイスラー」の解説

ホイスラー

生年月日:1865年8月10日
スイスのゲルマン学者
1940年没

ホイスラー

生年月日:1834年9月30日
スイスの法学者
1921年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android