ほっぽり出す(読み)ホッポリダス

デジタル大辞泉 「ほっぽり出す」の意味・読み・例文・類語

ほっぽり‐だ・す【ほっぽり出す】

[動サ五(四)]
勢いよくほうり出す。「荷物を―・す」
無造作にうち捨てる。「勉強を―・して遊び歩く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほっぽり出す」の意味・読み・例文・類語

ほっぽり‐だ・す【ほっぽり出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 勢いよく投げ出す。また、むぞうさに投げ出したままにする。
    1. [初出の実例]「お座敷の真中に、箒なんかほっぽり出しといて」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉伸び行く)
  3. あきらめて途中でやめる。投げ出す。
    1. [初出の実例]「いい加減でほっぽり出したらいいぢゃねえか。ああまでいはれながら、彼奴の世話をする義理もねえだらう」(出典:野火(1951)〈大岡昇平〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む