ほっぽり出す(読み)ホッポリダス

デジタル大辞泉 「ほっぽり出す」の意味・読み・例文・類語

ほっぽり‐だ・す【ほっぽり出す】

[動サ五(四)]
勢いよくほうり出す。「荷物を―・す」
無造作にうち捨てる。「勉強を―・して遊び歩く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほっぽり出す」の意味・読み・例文・類語

ほっぽり‐だ・す【ほっぽり出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 勢いよく投げ出す。また、むぞうさに投げ出したままにする。
    1. [初出の実例]「お座敷の真中に、箒なんかほっぽり出しといて」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉伸び行く)
  3. あきらめて途中でやめる。投げ出す。
    1. [初出の実例]「いい加減でほっぽり出したらいいぢゃねえか。ああまでいはれながら、彼奴の世話をする義理もねえだらう」(出典:野火(1951)〈大岡昇平〉二二)

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