ほほう(読み)ホホウ

デジタル大辞泉 「ほほう」の意味・読み・例文・類語

ほほう

[感]相手の言うことに感心したり、驚いたりするときに発する声。「ほほう、それはおめでたい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほほう」の意味・読み・例文・類語

ほほう

  1. [ 1 ] 〘 感動詞 〙
    1. 大様な態度で聞き入るとき、また、相手の話に疑問をさしはさむときなどに発することば
      1. [初出の実例]「ホホウ、飯原殿は鶴が岡に鶴を放し、鶴の紋を附らるると聞しが」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)上)
    2. 感心したり驚いたりしたときに発することば。ほほ。
      1. [初出の実例]「先生『あの一行物御覧被成』青蜉『ホホウ見事で御ざります』」(出典:洒落本・穿当珍話(1756))
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 フクロウウグイスなどの鳴き声を表わす語。
    1. [初出の実例]「雨(あま)夜のくもってもうもうとしたにほほうとなくぞ」(出典:玉塵抄(1563)四三)

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