ほほう(読み)ホホウ

精選版 日本国語大辞典 「ほほう」の意味・読み・例文・類語

ほほう

  1. [ 1 ] 〘 感動詞 〙
    1. 大様な態度で聞き入るとき、また、相手の話に疑問をさしはさむときなどに発することば
      1. [初出の実例]「ホホウ、飯原殿は鶴が岡に鶴を放し、鶴の紋を附らるると聞しが」(出典:浄瑠璃・曾我扇八景(1711頃)上)
    2. 感心したり驚いたりしたときに発することば。ほほ。
      1. [初出の実例]「先生『あの一行物御覧被成』青蜉『ホホウ見事で御ざります』」(出典:洒落本・穿当珍話(1756))
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 フクロウウグイスなどの鳴き声を表わす語。
    1. [初出の実例]「雨(あま)夜のくもってもうもうとしたにほほうとなくぞ」(出典:玉塵抄(1563)四三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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