ホレズム州(読み)ホレズム(その他表記)Khorezm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホレズム州」の意味・わかりやすい解説

ホレズム〔州〕
ホレズム
Khorezm

ウズベキスタン西部の州。州都ウルゲンチ。アムダリア下流部左岸のホレズムオアシスにあり,南と西にカラクム砂漠が迫る。古くホラズムと呼ばれた地域の中心を占め,中央アジアでも最も早くから灌漑農業の行われた地域の一つである。農業が主産業で,住民の 80%が農村に住む。綿花ブドウウリの栽培,養蚕,カラクール種のヒツジウシ飼育などが主要部門である。工業は繰綿が中心で,ほかに食品その他の軽工業がある。アムダリアの水運と,同川に沿う鉄道,ハイウェーが主要交通路である。面積 6300km2。人口 106万 8500 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む