最新 地学事典 「ホワイトアイランド火山」の解説
ホワイトアイランドかざん
ホワイトアイランド火山
White Island volcano
ニュージーランド北島の北東端,Plenty湾の沖合30kmに位置する火山島。タウポ火山帯北端の安山岩質成層火山で,山頂部のみが海面上に顔を出し,径2.5km(NW-SE)×1.5km,海抜321m。南半に長径1.3kmの三つ接合した火口が南東に開き,火口壁崩壊による岩なだれ堆積物が海岸まで分布。水蒸気爆発を主として毎年のように中小の噴火を繰り返し,火口内は多数の小火口が位置を変え,生成・消滅の変化が著しい。1914年に岩なだれを生じ,死者を出し,2019年12月に発生した水蒸気噴火では噴煙の上昇と火砕サージが発生し,22名が死亡。
執筆者:大島 治・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

