ホールン(その他表記)Hoorn

デジタル大辞泉 「ホールン」の意味・読み・例文・類語

ホールン(Hoorn)

オランダ、ノルトホラント州、アイセル湖に面する港町。17世紀、オランダ東インド会社支社が置かれた。町の中心のローデステーン広場に、東インド会社ゆかりの品々を所蔵する西フリージアン博物館がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホールン」の意味・わかりやすい解説

ホールン
Hoorn

オランダ北西部,ノールトホラント州の都市。アムステルダムの北約 30km,アイセル湖西岸に位置する。 1300年頃建設され,57年に都市権を獲得。中世のウェストフリースラントの中心都市となった。市名の起源となった角の形の港は,18世紀までオランダの主要港湾の一つであった。現在は野菜,酪農製品の中心市場があり,印刷,織物,電気機器,プラスチックボート製造などの工業や,漁業も行われる。ゴシック様式の北聖堂 (1441~1519) ,東聖堂 (15世紀) ,聖母マリア塔 (1508) ,市庁舎 (1613) ,ウェストフリースラント博物館 (32) など,歴史的建築物が多い。人口5万 9028 (1992推計) 。

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