ボウネリー岩(読み)ボウネリーがん(その他表記)vaugnerite

岩石学辞典 「ボウネリー岩」の解説

ボウネリー岩

フルネが命名しラクロアが再定義し,記述は様々に変わっている[Fournet : 1836, Lacroix : 1917, Michel-Levy & Lacroix : 1887].石英モンゾニ岩一種黒雲母燐灰石を異常に多く含む岩石をいう[Holmes : 1920].優黒質の花崗閃緑岩である[Tröger : 1935].多量の角閃石,顕著な黒雲母,アンデシン,少量の正長石からなるフランス,リヨン付近のボウネリー(Vaugneray)地方の脈岩をいう[Johannsen : 1932, Tomkeieff : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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