…帆船模型(モデルシップ)も古くから行われていたと思われ,多数の帆にロープを張る複雑な作業が主眼である。酒瓶など口の狭いガラス瓶の中に帆船を入れた,いわゆるボトルシップは,長い航海中の船員の手すさびにつくられたといわれる。これはマストを倒した船体を瓶の口から入れ,ロープ(糸)を引いてマストをおこし,細長い柄をつけた道具を用いて要所をのりなどで固定しながら,最後に余分のロープを切り取るという技法を用いる。…
※「ボトルシップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...