ボボルイキン(読み)ぼぼるいきん(その他表記)Пётр Дмитриевич Боборыкин/Pyotr Dmitrievich Boborïkin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボボルイキン」の意味・わかりやすい解説

ボボルイキン
ぼぼるいきん
Пётр Дмитриевич Боборыкин/Pyotr Dmitrievich Boborïkin
(1836―1921)

ロシア小説家ジャーナリストカザン大学、デルプト大学に学ぶ。代表作長編敏腕家』(1872~73)、『キタイ・ゴーロド』(1882)、『ワシーリー・チョールキン』(1892)、『峠』(1894)。ロシア自然主義の代表的作家で、ほかメモワール回想――半世紀』(1929)がある。

[佐々木彰]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボボルイキン」の意味・わかりやすい解説

ボボルイキン
Boborykin, Pëtr Dmitrievich

[生]1836.8.27. ノブゴロド
[没]1921.8.12.
ロシアの自然主義作家。雑誌『読書文庫』『ヨーロッパ通報』などの編集にたずさわった。代表作『峠』 Pereval (1894) 。

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