最新 地学事典 「ボムピーク」の解説
ボムピーク
bomb peak
1960年代の放射性炭素濃度の急上昇のこと。放射性炭素は地球に飛来する高エネルギーの宇宙線と地球大気との相互作用で生成されるが,1950年代以降に行われた大気圏核実験により,人為起源の放射性炭素が大気中に生成された。1963年の部分的核実験禁止条約(PTBT)発効により,大気圏核実験が行われなくなった後の大気中の放射性炭素濃度は急激に減少した。参考文献:横山祐典(2019)第四紀研究,Vol.58:265
執筆者:横山 祐典
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

