ボルガ川沿岸丘陵(読み)ボルガがわえんがんきゅうりょう(その他表記)Privolzhskaya vozvyshennost'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボルガ川沿岸丘陵」の意味・わかりやすい解説

ボルガ川沿岸丘陵
ボルガがわえんがんきゅうりょう
Privolzhskaya vozvyshennost'

ロシア西部,ボルガ川中流部右岸に沿って広がる丘陵。北はニジニーノブゴロド (旧ゴーリキー) ,南はボルゴグラード付近に及び,東西の最大幅は 500km。平均標高 150~200mで,河谷によって分断されている。最高点はサマーラ北西のジグーリの丘の 375m。ボルガ川に面する東斜面は急崖をなすが,西斜面はゆるく傾斜し,オカ=ドン低地に続く。石灰岩粘板岩砂岩などより成り,カルスト地形も発達。石油天然ガスアスファルトリン灰石などを埋蔵する。北部は広葉樹林,森林ステップ地帯,南部はステップ地帯に入る。

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