ポイントバー堆積物(読み)ポイントバーたいせきぶつ

最新 地学事典 「ポイントバー堆積物」の解説

ポイントバーたいせきぶつ
ポイントバー堆積物

pointbar deposits

蛇行河川の湾曲部の凸岸側に生ずる,河道へ緩く傾斜した堆積地形(ポイントバー)を形成する堆積物。突州とつす堆積物とも。対岸の凹岸側は攻撃斜面となって河岸侵食を受け,砕屑物を供給する。ポイントバー堆積物は,蛇行河道湾曲部が水平に移動するとともに堆積物が側方に付加して生じ,堆積物の上方細粒化と堆積構造の上方縮小化によって特徴づけられる。一般に,その基底川底侵食面で粗粒な流路残留堆積物(channel lag deposit)がしばしば存在し,堆積構造は上位へ向かって大型の斜交層理・平行葉理・小規模な斜交層理・リップルドリフト葉理と縮小化しつつ砂質堆積物も細粒化し,最上部は薄い泥質堆積物となる。さらに,その上位に自然堤防堆積物,氾濫原堆積物が垂直に付加する。その厚さは,河川の深さにほぼ等しく,日本の河川では数m程度であるが,ミシシッピ川では20~25mに達する。

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参照項目:蛇行河川

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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