ぽうと

精選版 日本国語大辞典 「ぽうと」の意味・読み・例文・類語

ぽう‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 才気活気がなく無考えにすごすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ぽうと育った若旦那」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉停留所)
  3. ぼうと
    1. [初出の実例]「サイダアですらも、コップに二杯も飲むと、ちょっとポオとする」(出典:日本脱出記(1923)〈大杉栄〉牢屋の歌)
  4. ぼうと
    1. [初出の実例]「耳朶共にぽうと赤く染めて」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一〇)
  5. 異性に魅せられるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「お吉なんぞは其の色の小白い方に少しぽうと来てゐるらしいんで」(出典:半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂〉湯屋の二階)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む