才気(読み)サイキ

デジタル大辞泉 「才気」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【才気】

よく気がつき、巧みに物事を処理する知的能力。「才気がみなぎる作品」「才気縦横」
[類語]才知才覚知力能力力量才能文才手筋手際手腕手並み腕前

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精選版 日本国語大辞典 「才気」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【才気】

  1. 〘 名詞 〙 才知のすぐれたはたらき。物事の動きに対し、適当な判断を下せる精神能力。「才気煥発
    1. [初出の実例]「雖才気之敵万人。猶有智勇之伝五代」(出典江都督納言願文集(平安後)六・丹後守正盛堂供養願文)
    2. 「才気尽きて己が不才の本性現れたるにや」(出典:歌謡・山家鳥虫歌(1772)下・越前)
    3. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「才気」の読み・字形・画数・意味

【才気】さいき

才智気力。〔史記、李将軍伝〕孫昆(こうそんこんや)、上(しやう)の爲に泣いて曰く、李廣は才氣天下無雙なるも、自ら其の能を(たの)み、數(しばしば)と戰ふ。らくは之れを(うしな)はんと。是(ここ)に於て乃ち徙(うつ)して上郡太守と爲す。

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