ポストスピネル転移(読み)ポストスピネルてんい

最新 地学事典 「ポストスピネル転移」の解説

ポストスピネルてんい
ポストスピネル転移

postspinel transition

上部マントルを構成するかんらん石マントル遷移層においてワーズレイアイト(変形スピネル構造)さらにはリングウッダイト(スピネル構造)へと相転移をするが,下部マントルとの境界部(地震波不連続面)の深さ660kmに相当する約24GPaにおいて,リングウッダイトはブリッジマナイトフェロペリクレースへ分解する。この相転移のことをポストスピネル相転移と呼ぶ。ポストスピネル相転移境界のdT/dPは負であることが明らかにされており,このことは沈み込んだスラブ運命やマントルのダイナミクスを考えるうえで重要。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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