ポホヨラ(その他表記)Pohjola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポホヨラ」の意味・わかりやすい解説

ポホヨラ
Pohjola

フィンランド叙事詩伝説中にしばしば言及される魔女ロウヒの支配する土地。フィンランドの北方に位置する暗い陰鬱な国で,死者の国ともみられる。ラップランドと同一視されることもあり,叙事詩『カレワラ』には,ワイナモイネンやイルマリネンらの英雄たちが,何度かポホヨラに遠征をしたことが物語られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む