現代外国人名録2016 「ポン・ジュノ」の解説
ポン・ジュノ
奉 俊昊
Bong Jun-ho
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1969年9月14日
- 出生地
- テグ
- 学歴
- 延世大学社会学科卒,韓国映画アカデミー〔1995年〕卒
- 受賞
- シニョン青少年映画祭奨励賞(短編映画部門)「白色人」,香港国際映画祭映画批評家賞「吠える犬は嚙まない」,ミュンヘン映画祭新人監督賞「吠える犬は嚙まない」,大鐘賞監督賞〔2003年〕「殺人の追憶」,東京国際映画祭アジア映画賞(第16回)〔2003年〕「殺人の追憶」,アジアン・フィルム・アワード作品賞(第1回)〔2007年〕「グエムル 漢江の怪物」,大鐘賞監督賞(第44回)〔2007年〕「グエムル」,アジア映画賞(最優秀作品賞,第4回)〔2010年〕「母なる証明」,青龍賞作品賞(第31回)〔2010年〕「母なる証明」,青龍賞監督賞(第34回)〔2013年〕「スノーピアサー」
- 経歴
- 韓国映画アカデミー在学中に撮った短編映画「フレームの中の記憶」「支離滅裂」がバンクーバー国際映画祭と香港国際映画祭に招待され注目を浴びる。「モーテルカクタス」(1997年)の助監督、「幽霊(ファントム)」(’98年)の脚本家を経て、2000年「フランダースの犬」(邦題「吠える犬は嚙まない」)で長編監督デビュー。2003年2作目の「殺人の追憶」が韓国内で大ヒットを記録し、大鐘賞で監督賞と作品賞を受賞。続く2006年の「グエムル 漢江の怪物」は韓国の観客動員記録を更新、アジアン・フィルム・アワード作品賞など受賞。2009年には「母なる証明」(キム・ヘジャ,ウォンビン主演)がカンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され、好評を得る。また韓国内で青龍賞作品賞を獲得した他、国内外でさまざまな賞を受賞。他の作品に「TOKYO!〈シェイキング東京〉」(日・仏・韓合作のオムニバス,2008年)、「人類滅亡報告書」(2012年)、「スノーピアサー」(2013年)など。“韓国の黒沢明”“韓国のスティーブン・スピルバーグ”などと呼ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報