法則の辞典 「ポーリング‐バウル則」の解説 ポーリング‐バウル則【Pauling-Baur rule】 ポーリングの第三規則*の改訂版ともいえる.「共有稜ないし共有面をもつイオン性結晶は,その幾何学的性質が,共有された多面体の稜の長さを短くすることを許す場合に限って安定となる.(稜の長さの静電的・幾何学的な)調整のストレス(応力)が共有稜の長さを増大させる方向に強制するとき,このストレスは結晶構造を不安定化する方向に働く」というもの. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報