ポールオッテリーニ(その他表記)Paul S. Otellini

現代外国人名録2016 「ポールオッテリーニ」の解説

ポール オッテリーニ
Paul S. Otellini

職業・肩書
実業家 元インテル社長・CEO

国籍
米国

生年月日
1950年10月2日

出生地
カリフォルニア州サンフランシスコ

学歴
サンフランシスコ大学卒,カリフォルニア大学バークレー校〔1974年〕修士課程修了

学位
M.B.A.(カリフォルニア大学バークレー校)

経歴
1974年半導体世界最大手の米インテルにアナリストとして入社マーケティングと経営畑を歩み、’90年アンドルー・グローブCEO(最高経営責任者)の側近となる。2002年5月社長兼COO(最高執行責任者)、2005年5月社長兼CEOに就任。携帯電話用チップからの撤退や、従業員1割削減など、内部からの大改革を推進したが、スマートフォンなど新たな情報機器への対応で出遅れ、業績に陰りが出る。2012年11月、CEOの定年である65歳まで約3年を残して退任を発表、2013年5月退任した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「ポールオッテリーニ」の解説

ポール・オッテリーニ

半導体メーカー世界1位の米国インテル社の社長兼最高経営責任者(CEO)。1950年10月12日、サンフランシスコ生まれ。72年、サンフランシスコ大学で経済学の学士号を取得。74年にはカリフォルニア大学バークレー校で経営学修士号を取得し、同年インテルに入社。80年代には、同社製マイクロプロセッサをIBMコンピュータに採用させることに成功し、2002年1月、社長兼最高執行責任者に就任、同年5月取締役となる。04年よりGoogleの取締役を務め、05年5月、インテル社5代目CEOとなった。以降、年間売上をその年の388億ドルから11年の540億ドルまで成長させたが、12年11月、翌年の5月をもって同氏が退任するとインテル社が発表した。モバイル機器への対応の遅れなどの失敗が影響し、退任の一因となったとみられている。

(2012-11-22)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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